◆フォルテピアノについて◆
 現在のピアノの原型。18世紀にチェンバロから発展し、1900年頃に現在のピアノの形が
定まるまでの間、大きさや形など様々な変化を遂げている。
 弦をはじく構造のチェンバロでは、音の強弱がつけにくかったが、ハンマ−で弦を叩く構
造に変わり、強音(フォルテ)も弱音(ピアノ)も出せるようになり、この名前で呼ばれた。
 モ−ツァルト、ベ−ト−ヴェンなど多くの音楽家が作曲の際に使った。現在のピアノに比
べて、鍵盤数が少なく、弦の張力が弱いため音量は大きくないが、繊細な音色が出るのが
特徴とされる。
 近年ヨ−ロッパでは、フォルテピアノやチェンバロなどの古楽器が大きな注目を集めており、
その演奏会も人気が高い。
 
◆ムツィオ・クレメンティ−◆   Muzio Clementi (1752〜1832)
 1752年イタリア・ロ−マに生まれる。幼い頃から叔父のもとでオルガンを学ぶ。
1767年頃、イギリスに渡る。作曲、演奏活動とともに、ピアノ製作、楽譜出版の会社を設立。
後進の育成に力を注ぎ、多くの著名な作曲家を送り出した。
 現在ではピアノ練習用のソナチネ及び教則本(グラドゥス・アド・パルナッスム)が最も有名。
近年はソナタ曲集も再評価されつつある。
フォルテピアノとクレメンティ−

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