ボストンのバ−クリ−音楽大学で日本人として初の教授になられておいでのジャズピアノの竹中真先生によるジャズライヴを開催いたしました。
先生の演奏の一つの特徴は、日本の童謡・伝統的音楽をジャズにアレンジされ演奏なさることです。
今回もそう曲を中心に先生のト−クを交えて演奏していただきました。
日本人が本場アメリカのトップミュ−ジシャンを育てる大学で教鞭を執っておられる、という事は、先生の実力がとても素晴らしいものであろうと想像しておりましたが、その響きは繊細でやはり日本人の微妙な鋭い感性に溢れた演奏でい、しかも先生御自身が演奏を楽しまれていらっしゃるご様子が聴いていて伝わってくるような、アレンジの数々でした。
竹中 真先生
ライヴ演奏報告
2004年7月11日(日) 午後1:30開演
スタジオ・ヴィルトゥオ−ジ
演奏曲目は日本の童謡・民謡
からは「青い目の人形」「花嫁
人形」「五木の子守唄」など、
私たちの耳に馴染んでいるク
ラシックの名曲からは「エリ−ゼ
のために」「メヌエット」、ジャズ
のスタンダ−ドナンバ−からは
「思い出の夏」「あなたのそばに」
など、先生の気さくな
お人柄に溢れたト−クと共に
楽しみました。
◆参加者の感想◆
◆音がきれいなのが印象的で、素人の私
には何かピアノに仕掛けがあるのではな
いかと初めは思ったくらいに音がきれい
でした。
◆「五木の子守歌」では切なさや悲しみを
感じる事が出来た。
◆アレンジを自由に楽しんでパフォ−マンス
するジャズに魅せられた。
◆気持ちの踊る、心地よい時間。
◆ユ−モアに富んだ演奏には気持ちがゾクゾク
し、まったく予想以上だった。
◆身体中で音楽を表現しているような感じがした。
◆演奏しながら声を出されたりしていたが、それは
無意識だったと伺って、ビックリした。
◆次回はもう少し広い会場で聴きたい。またピアノソロ
だけでなく、ドラムやベ−スなどとのジャズセッションも
ぜひ聴いてみたいと思いました。
ジャズはアメリカの黒人社会から発生した、というくらいの知識しかなか
ったが、「もともとお葬式の音楽」だったとお聞きして驚いた。悲しいお葬式
を出来るだけ賑やかに楽しく、亡くなった人を送るための音楽だったようだ。
ライヴの前半と後半で
服装も替えて演奏下さる
お心遣いに感激!
ジャズとは?