川崎操先生 公開レッスン
2004年4月4日(日) 午後1時〜6時
マイスペ−ス「アスピア」
受講者・曲目
1,ソプラノ 田辺総子 pf坂野孝子
シュ−ベルト“幸福”
バッハ「アンナ・マグダレ−ナ音楽帳」より
“汝わがそばにあらば、喜びもてわれは行く”
2,ピアノ 吉井理香
ショパン「ワルツ」10番
3,ピアノ 砂見泰江
ブラ−ムス「ワルツ」15番
4,ピアノ 川田寛子
モ−ツァルト ソナタK,331 第2楽章「メヌエット」
5,ソプラノ 上村多美子
バッハ「クリスマス・オラトリオ」より
アルト・アリア
“備えよ、シオンよ、やさしき愛の力をもって”
川崎先生の「同じ3拍子でもワルツとメヌエットでは全然違うのよ」とおっしゃる言葉から、今回の講座内容が決まりました。
先生とご一緒にバロックダンスをしていらっしゃる方お二人が来て下さり、実際にステップの基本を教えていただきながら、部屋の中を自由に動き、演奏に合わせて動き回る。その中で自然に演奏している音楽に動きが出て、生き生きとした表情を持って来るよいう事を目の当たりにするという体験をしながら講座は続きました。
途中、先生方4人で実際にメヌエットを踊って見せて下さいました。百聞は一見にしかず、の言葉通り、正統的なバロックダンスを見せていただくと、メヌエットという踊りの雰囲気がとても良く理解できました。またワルツとどのように違うかという事も理解できました。
充実した内容で、参加者全員楽しい時間を持つことが出来ました。
受講者の感想
メヌエットを普通の3拍子にとって弾いていた私にはメヌエットの本当のステップに合った演奏はとても難しく感じましたが、これを知らないで演奏する事がいかに無意味かという事を痛感しました。今回受講してとても良かったと思いました。
「ワルツとメヌエット」この2つの舞曲の違いともっと多くの方々に知っていただきたいと思います。出来れば、もう一度同じ内容で講座を行いたいと思っております。